筋トレを頑張って一汗書いた後のお酒は格別に美味しいですよね?すごくわかります。でもそれ筋トレの効果を減少させています。
この記事では筋トレとアルコールの関係についてご紹介します。どうしてもお酒の席を断れない場合などもあるかと思います。そういった時に悪影響を少しでも減らす方法も合わせてご紹介します。
筋トレ後にアルコールを摂取することで起きる悪影響
筋トレを行った後にアルコールを摂取することで以下の悪影響があります。できる限り筋トレ後の飲酒は控えるようにしましょう。
- 筋肉の合成率が3割下がる
- 脱水症状になる可能性がある
- 体脂肪がつきやすい
筋肉の合成率が3割下がる
オーストラリアのRMIT大学の研究によると筋トレを後にプロテインだけを飲んだ場合とアルコールと糖質を摂取した場合では筋肉の合成率が約37%下がることがわかっています。また、プロテインとアルコールを摂取した場合でも筋肉の合成率は約24%低下することがわかっています。
筋トレを頑張っても飲酒をすることでその効果を減少させてしまいます。筋トレを頑張ってるのに効果を感じられない人は飲酒が原因かも知れません。自身の生活習慣を見直してみましょう。
脱水症状になる可能性がある
私たちの身体は体内に入ってくる水分量と体外へ出ていく水分量が一定に保たれることで体内のバランスを維持しています。このバランスが崩れた状態が脱水症状と言われています。
アルコールには「利尿作用」と「アルコールを分解するために水を使う」という特徴があります。筋トレで汗をかき水分を失った状態でアルコールを摂取したら脱水症状になりやすいことは容易に想像ができるかと思います。
体脂肪がつきやすい
お酒には糖質が含まれており、お酒の種類によって高カロリーのお酒もあります。
また、お酒を飲むとガラニンと呼ばれる神経ペプチドが分泌され、このガラニンが分泌されることで揚げ物など脂質の多いものを食べたくなってしまうので、さらに体脂肪がつきやすいです。
悪影響を減らすお酒の飲み方
人付き合いなどでどうしてもお酒の席を断れない時があるかと思います。その時にお酒による悪影響を減らす方法をご紹介します。
- 糖質の少ないお酒を選ぶ
- おつまみはタンパク質が取れるものを選ぶ
- 水をたくさん飲む
- 筋トレからなるべく時間を開けて飲む
糖質の少ないお酒を選ぶ
お酒の種類によって糖質の量が変わります。筋トレやダイエットの効果をなるべく減少させないためにも糖質の低いお酒を選びましょう。
ビールやカクテルは糖質が高いため、糖質0と言われる焼酎やハイボールなどを選ぶようにしましょう。糖質が少ないからといってどれだけ飲んでも問題ないわけでありません。飲むペースを調整して飲み過ぎには注意しましょう。
おつまみはタンパク質が取れるものを選ぶ
先ほども述べましたが、お酒を飲むと脂質の多い揚げ物を食べたくなります。しかしそこは少し我慢して鶏肉や枝豆など低カロリーで栄養素のが豊富なものを選びましょう。
筋肉を作るのにはタンパク質がとても重要です。お酒によって筋トレの効果の減少を少しでも減らすためにタンパク質を多く含むメニューを選ぶようにしましょう。焼き鳥などの鶏肉料理、冷奴などの豆腐料理などがオススメです。
水をたくさん飲む
お酒を飲む悪影響として脱水症状をご紹介しましたが、それを防ぐためには水をたくさん飲む必要があります。また、水を多く飲むことでアルコール量が薄くなり血液中のアルコール濃度が急上昇することを防ぐ効果もあります。
お酒の代わりに水を飲むことでお酒の飲み過ぎを防止することもできるので水を多く飲むようにしましょう。
筋トレからなるべく時間を開けて飲む
筋肉の合成率が高まるのは筋トレの直後です。その後だんだんと低下していきます。
そのため、筋トレ直後にお酒を飲む筋肉の合成を下げてしまいせっかく筋トレを頑張っても効果が減少してしまいます。少なくとも筋トレから1〜2時間以上あけて飲むようにしてください。
まとめ
筋トレを頑張ってもお酒を飲むことでその効果は減少していまいます。そのためなるべき飲酒は控えるようにしましょう。もし、どうしてもお酒を飲まないといけない時は飲み方に注意し悪影響をなるべく減らすように心がけましょう。
あなたの頑張りを無駄にしないためにもお酒との付き合い方をしっかり見直して、無駄なく自分の理想のカラダを手に入れましょう。
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